遠山ふじ糸伝承の会が年間を通して行っている
藤切り、藤剥ぎ、アク炊き、藤こき、のし入れ、藤ウミ、よりかけ の作業を
実際に体験して学ぶ事ができます。
年間プログラムの中からご希望のイベントにご参加いただけます。
詳細はお気軽にお問合せ下さい。
糸つむぎ体験を2月22日土曜日13時から開催します。
体験希望の方はこの画面下にある問い合わせフォームへ書き込みをお願いします。
昨年天候の影響で出来なかった灰汁炊きを3月23日日曜日8時から開催します。
体験希望の方はこの画面下にある問い合わせフォームへ書き込みをお願いします。
※作業のポイント
「5・6月の水分を含んだ藤の蔓・親指ほどの太さ(3,4年目の蔓)を選び、両手を広げた長さ(1m~1.5m)に切る。根元側をアタマと言い、アタマ側に目印の切り目を付けておく。」
「藤の皮を剥ぎ、中皮を取りだす作業。アタマ側の端を緩く束ねて
繊維の向きをそろえて干しておく。」
藤の灰汁炊きは、藤に良質な灰をまぶし練りこみ、4時間かけて炊きます。
コウバシではさみながら、しごく様に又は髪をとかすかの様に
アクの部分を洗い落としていく。
すると・・・
美しい藤の繊維が現れます。
川底の石の上を金色の繊維が泳ぐようなその瞬間は、感動的。
藤コキの後、繊維を柔らかくするため、ぬかを溶いた湯につける(リンス)
「ノシ入れ」を行い、干します。
繊維を整える
繊維を紡ぐ
糸に撚りをかける
藤糸は古くからこのようにして、人の手によって丁寧に作られてきました。
遠山ふじ糸伝承の会では、年間を通して藤糸づくりのプログラムを実施し
同時にこの伝承の技を体験していただいております。
信州の自然に囲まれた遠山郷であなたも藤糸づくりを体験してみませんか?
体験のお申込み、お問合せは以下のフォームまたはお電話でお気軽にどうぞ。
〒399-1311
長野県飯田市南信濃和田901-1