長野県飯田市南信濃(遠山郷)の人達が結成した
山藤の蔓から糸を紡ぐ、藤糸の文化を伝承している会です。
遠山郷には「藤姫物語」という逸話が有ります。
それは
1600年代、遠山城下に百姓一揆が起きた時の事
お姫様が館から逃れ身を寄せた民家に、山藤の糸を紡いでお礼に置いて行ったという物語。
この物語の想いによって繋がった会員が、途絶えていた藤糸の文化を再生し残していこうと、昔ながらの工法を学び復活させました。
そして、観光などで訪れて下さった方々に、遠山の豊かな自然と共に、伝統文化も感じて頂けたらと
「自然の蔓を使った籠編み」「藤糸を織り込む織物」「藤糸作り」
の民泊と体験を受け入れています。
ほっこり楽しい手作りの時間を過ごして頂き、
皆様の思い出づくりのお手伝いが出来たらと、会員一同お待ちしています。
〒399-1311
長野県飯田市南信濃和田342
H30年度4月、当会の新商品「藤糸ペアホルダー」が出来ました。
このペアホルダーは、以前からの御守りと共に
飯田市役所 市民課で出生届・婚姻届けなどの受付時記念品に採用
されました。
記念品は選択出来、他に飯田の伝統文化である、水引や久堅和紙などが有り
ます。藤姫物語の意味合いと、藤糸の地域性をくみっとって下さり
飯田市役所からお誘いいただき、作成が決定いたしました。
今後、かぐらの湯にて販売構想も有りますが、希少なため準備出来次第
お知らせしたいと思います。
体験民泊のポスターが出来ました。当会企画のほっこりした民泊。
故郷で過ごすような時間の中で、地域の伝統文化に触れたり
地元素材の工芸や、郷土料理を堪能されるのはいかがでしょうか。
是非、お問合せ下さい。
遠山ふじ糸伝承の会で行っている、藤の糸を再生する工程を
紹介するリーフレットが出来ました。
今月中に、かぐらの湯や遠山郷土館などに置かせて頂きます。
お立ち寄りの際には、是非ご覧ください。
JR線全国ダイヤ改正で一部の列車の出発時刻が変更となりました。
飯田線の電車のダイヤは平日と土日祝日は同じです。
かぐらの湯→平岡 平日
かぐらの湯→平岡 土日祝日
平岡→かぐらの湯 平日
平岡→かぐらの湯 土日祝日
H28年度に生産した
藤糸100%で織った
藤布を「ぼんぼり」に仕立てました。山藤の蔓から出来たとは想像出来ないほど上品だと好評を頂いています。
かぐらの湯の売店
ホールにて展示しています。
是非ご覧下さい。
藤の糸を織り込んだ
コースター ・ テーブルマット
藤糸織りを張りはめた
桐の小箱を販売しています。桐箱は名刺入れや、お子様誕生の記念を入れたり・成人記念の印鑑を入れプレゼントしたりなど、
藤姫の縁起物をオリジナルにご利用下さい。
織物体験のリーフレットのご紹介です。
是非お気軽にお問い合わせ下さい。
籠編み体験のリーフレットです。
3月19日から配布、設置させて頂きます。
かぐらの湯・遠山郷土館・飯田市美術博物館・観光案内所にて
お手にとって頂けます。是非、ご利用下さい。
遠山ふじ糸伝承の会
飯田市南信濃和田342
℡ 070-1434-0441
今年も採取した藤の中皮を炊いて糸の元になる繊維を取り出す作業を行いました。
ちょいとトラブルがありましたが、先ずは灰を空炒りします。
灰をまぶしてあく炊きの準備をします。
専用の釜に全て入れたら落し蓋をしてあく炊き開始です。
今年は量が多くて沸騰するまで時間がかかりました。
藤コキに使うコウバシの材料を水に漬けています。
あく炊きの間、コウバシの作成作業中。
お昼ご飯の手作りの汁物は鍋に入って現場で温めます。
会員さん手作りのお弁当と松茸ご飯。
今年も水路の上に藤コキ用の場所を作りました。
藤コキの後、米糠でリンスをします。
今日作業して出来た糸の元となる繊維は乾燥して来週は糸にして織りの作業を行う予定です。