ふじこき作業

ふじ蔓を採って皮を剥ぎ繊維をとりだす中皮を乾燥させていたものを灰汁炊きして、ふじこきを行いました。


先ず、乾燥させていた中皮を水に浸けました。

昨年までの灰汁炊きは乾燥した中皮を炊いていましたが、今年は一晩水に浸けてから行いました。

灰汁炊きをしています。

時々、中皮の位置を変えるために太い蔓を回します。

午後、灰汁炊きが終わるとふじこきの作業に移ります。

今年は山﨑顧問お手製の専用の作業場所を作り、腰をあまり曲げなくても作業出来る様にしました。

ふじこきで不要部分を取り除いたものを干しました。

作業場所が太陽が山に隠れる前に初日のふじこきを終えて解散前に会員さんが持ち寄った美味しいもので休憩

2日目は朝からふじこきの続きを行いましたが、地区の運動の集い(コロナで運動会が中止になり代わりに行ったイベント)が行われて私はお昼の準備から参加しました。

お昼は遠山名物のジンギスで焼肉。

野菜も入れてたっぷり食べ応えがありました。

午後も引き続き作業を行ない、灰汁炊きした中皮を全てふじこきが終わり、米ぬかをといたぬるま湯でリンスして陰干ししました。


以上が今年の灰汁炊きからふじこきの作業の様子でした。

次回は糸にする工程になります。