令和6年4月20日午後に今年度最初のミーティングを行いました。
昨年度の活動報告と会計報告、今年度の活動予定についての話し合いを行いました。
今年度の活動予定については概ね、昨年度と同様の活動を行うこと、会の運営資金を確保するためにも体験受入を積極的に行うことが確認されました。
ミーティング終了後には、会員さん持ち寄りの美味しいものを食べながらティータイムとなりました。
会長さんが午前中に掘って採取した立派なタケノコ。
会員さんが持ち帰りました。
高速バスおよび広域バス遠山郷線の時刻の改定が4月1日に行われました。
特にバスタ新宿と飯田を結ぶ線に大きな変更が行われていますのでご注意ください。
・途中のバス停で乗降車される事を考慮して途中で乗降車出来るバス停を記載しています。
・遠山郷線の時刻表は関連が薄い部分を一部省略しています。
2/18にミーティングと糸つむぎを行いました。
ミーティング内容
糸つむぎ、講師の行う見本の作業を見てから自分の席で行いました
撚りかけ体験、講師の行う見本の作業を見てから一人づつ行いました
作業途中の休憩時間
恒例の会員さん持ち寄りのおやつ、今日はブログ編集同時作業
会員さんの糸をまく機器の動作説明
令和5年12月7日から12月20日まで、南信濃地域交流センター2階の住民ホールで今年制作した作品を展示しています。
南信濃地域交流センターは基本的に午前8時30分から午後5時15分まで開館しています。
今月の会の活動としましてふじ蔓を採取してかご編みを行いました。
公民館主事さんと蔓とりに参加できる会員さん4人とで蔓とりを行いました。
扱いやすいサイズに蔓を加工して、かご編みを行いました。
作業の途中に会員さんが持ち寄ったお菓子などで休憩しました。
作成した個々のオリジナリティあふれた作品が出来上がりました。
今後、南信濃地域交流センターの住民ホールで年間を通して作成している作品と共に展示する予定です。
10月14日に体験希望者をお招きしてふじ焚きとフジコキを行いました。
上の写真はフジコキを終えて干している藤の繊維です。
ふじ焚き前の準備をしています。
ふじ焚きでふじの皮に塗す灰を炒る作業をしています。
ふじ焚き最中です。
フジコキ場所、仮設の水が流れる台です。
今年は、昨年より1.5倍以上の量をふじ焚きして、決めた時間までフジコキしました。
天候の都合で日程を一日早めて体験者の方々にはご迷惑をかけてしまいましたが、無事終了する事が出来ました。
JR線全国ダイヤ改正で一部の列車の出発時刻が変更となりました。
飯田線の電車のダイヤは平日と土日祝日は同じです。
かぐらの湯→平岡 平日
かぐらの湯→平岡 土日祝日
平岡→かぐらの湯 平日
平岡→かぐらの湯 土日祝日
今年も採取した藤の中皮を炊いて糸の元になる繊維を取り出す作業を行いました。
ちょいとトラブルがありましたが、先ずは灰を空炒りします。
灰をまぶしてあく炊きの準備をします。
専用の釜に全て入れたら落し蓋をしてあく炊き開始です。
今年は量が多くて沸騰するまで時間がかかりました。
藤コキに使うコウバシの材料を水に漬けています。
あく炊きの間、コウバシの作成作業中。
お昼ご飯の手作りの汁物は鍋に入って現場で温めます。
会員さん手作りのお弁当と松茸ご飯。
今年も水路の上に藤コキ用の場所を作りました。
藤コキの後、米糠でリンスをします。
今日作業して出来た糸の元となる繊維は乾燥して来週は糸にして織りの作業を行う予定です。
2022年10月23日、今年も天龍峡マルシェに参加しました。
準備中です。ポツリポツリと雨が・・・。
開始時刻には晴れてきました。
隣のブースは和田小学校のわだっ子茶
名前の看板が少し見難くて・・・
午前10時過ぎの天竜峡駅付近
峡泉さん前の駐車場ではミニSLの運転
わだっ子茶の販売が午前中だったので午後はそこでも販売
午後3時に終了して30分程で片付けが終わりました。
一ケ月以上のご無沙汰です。
9月11日にミーティングと藤糸つくりを行いました。
10月23日に開催される天龍峡マルシェ、11月6日に行う灰汁炊きと藤コキなど今後の予定について話がありました。
今回から正式に入会された方の為に過去の資料も配布しました。
ミーティング終了後に作業へ移ります。
今後、天龍峡マルシェ等で出品する作品に使う藤糸をつくりました。
次回は10月2日、天龍峡マルシェ、藤の灰汁炊きと藤コキの内容や参加者を決め、作品作成を行う予定です。
5月28日に藤刈と藤剥ぎを行いました。
この日は4年前からふじ糸製作の体験をされてきた方と、初めて参加される天龍村在住の地域おこし協力隊3名の方と一緒に作業を行いましたが、合計4名の方々が新たに入会することとなりました。
天龍村との村市境付近の河原の入口付近に集まって始めの会
南信州新聞社の記者さんの取材も兼ねていました。
藤刈と藤剝ぎの内容を体験することが目的でしたので多くは採取していません。
先ず、藤剥ぎの見本を会長さんが行います。
初めて参加する3名は会長さんの作業を写真に収めていました。
天龍村の地域おこし協力隊の公用車。
藤剥ぎを終えた中皮を確認している会長さん。
外での作業が終わったら会員さん持寄りのおやつを食べながら歓談しました。
藤蔓で編んだ籠に東京から来られた方のお土産を入れ、ブロッコリーとエンドウの煮物と椎茸の煮物
日本茶の粉を使ったシフォンケーキに小豆のあんことホイップクリーム、暖かいコーヒー
梅干しと梅の甘煮
新入会員さんの自己紹介と質疑応答の後に、次回の会合などの打ち合わせを行い、16時にお開きとなりました。
TV取材を受けて、藤刈りと藤剥ぎの作業を収録しました。
先週末に下見した場所で藤刈りをおこないました。
道の駅遠山郷の観光案内所アンバマイ館前の駐車場にて待ち合わせ
取材し易い場所ということで会長さんが選んだ場所に到着しました
適度な太さで真っ直ぐな藤の蔓を採取します
採取した藤の蔓は南信濃自治振興センターの駐車場の片隅へ搬送
採取した蔓の一部は捻じれて藤剥ぎに適さないので別途使うこととして、残りの大半は藤剝ぎしました。
採取した藤の蔓について、会長さんが説明します
藤剥ぎの作業を会長さんが説明しながら行います
藤刈りで採取した蔓の一部で、なるべく節が無いものを選んでいます
藤剥ぎを終えた中皮を並べて撮影、この後に乾燥させます
作業を終えて、今年出来立ての新茶と会員さん手作りのおやつなどを一緒に頂きました。
おやつを食べながらインタビューを受けました。
そして、次回は秋の灰汁焚き、藤コキに来てもらうこととなりお開きとなりました。
昨年、会長さんは素性のよさげな藤の蔓を見つけると採取して中皮を取り出して倉庫で乾燥させていました。
今回は乾燥した中皮の長さを揃えて今秋に行う灰汁焚きと藤コキがスムーズに行えるようにする作業を行いました。
倉庫で乾燥させていた中皮を作業場へ会長さんが移動。
ご苦労様です。
色々な長さがあるので会員さんが同じ長さのものを集め、長いものはカットし藤コキしやすい量を束にします。
作業終了後の中皮の束です。
この状態で秋の灰汁焚きまで保管します
作業終了後に会員さんが持ち寄った美味しいものがテーブルに並びます。
これらの美味しいものをいただきながら今後の活動についてミーティングを行いました。
解散後、来週に藤刈りする場所を会長さんと下見に行ってこの日の作業は終了しました。
お客様と初参加の男性会員さんを迎えて、久しぶりに藤刈を行いました。
参加者が集合場所に集まったら雨がぽつぽつと降りだしましたが藤蔓を採取する現場へ。
小雨が降る現場で会長さんが初参加の方々に説明して、藤蔓採取を始めました。
梅の畑だったところで成長した藤の花を見つけた会長さんが事前に地主さんの許可をとって立ち入って藤蔓を採取しました。
採取が終わると丁度正午になりました。
採取した藤蔓は軽トラックに積んで会長さんの駐車場へ運びました。
会長さんの家に着いて先ずはお昼ご飯。
お弁当に会長さんの奥さんの手作りの逸品をいただきました。
食後は採取した藤蔓から中皮を取り出す作業を行いました。
昨年灰汁焚きした藤蔓の中皮は全て会長さんが採取から中皮を取り出したもので、慣れた手つきで作業を説明しました。
灰汁焚き前の乾燥させた中皮が倉庫にあるとのことで、今日作業したものが今後どの様なものとなるかの見学も行いました。
実はこの後、会長さんからおやつにシフォンケーキや、日本ミツバチの蜂蜜等を出していただいたり、灰汁焚きの釜などが置いてある別の作業場の見学を行って夕方4時過ぎまで作業等を行ったのですが、カメラの電池切れで撮影できませんでした。
申し訳ございません。m(_ _)m
11月21日に、肉の鈴木屋さんの隣にある三つ角にて作品販売とワークショップを行いました。
ワークショップは蓮の花とストラップの作成です。
ワークショップは会員さんがマンツーマンで教えながら作成してもらいました。
お昼は会員さんが持ち寄ったサンドイッチ、おにぎりや四つ角で配布していたさつま汁をいただきました。
外では色々な催し物があり、店の窓から見物
餅を投げているのは飯田市長の佐藤さんと飯田市議会議員の西森さん
11月13日にミーティングがあり、会員さんが集まりました。
南信濃地区の文化祭の参加、街道縁日の参加等の話がありました。
ミーティングの後はマスクチャーム作り。
もちろん、会員の持ち寄った手づくりのおやつもいただきました。
ブログ更新が滞っていましたが、久しぶりに更新します。
10月30日に灰汁炊きと藤こきを行いました。
当初2日間で行う予定でしたが、翌日の天気予報があまり良くないとの事もあり、参加した会員さんの努力で1日で終了しました。
灰汁炊きの準備中
一晩水に浸けた中皮にまぶす灰を乾煎りしています。
中皮に灰をまぶしています。
金盥に入っているものは灰をまぶした中皮。
灰汁炊きする釜に中皮を投入。
灰汁炊きが終わる4時間後まで火の番をする人以外は一旦帰りました。
灰汁炊き中。
灰汁炊きが終わり釜から取り出した中皮。
中皮を藤こきして繊維から不用物を取り除きます。
藤こきが終わった繊維は一旦干します。
藤こき作業の合間に持ち寄ったものをいただきながら休憩。
最後にぬるま湯に溶いた糠で繊維をリンスしてこの日の作業は終了しました。
2月21日、久しぶりに藤つむぎの館での活動を行いました。
糠でリンスした藤の繊維についている糠を落とす作業を行いました。
重量を計ると、今年度の藤は991gでした。
活動の最中に会員さんが持ってきたお菓子など食べながら楽しく行いました。
11月14日に今年最後のミーティングを行いました。
・11月13日の体験と取材の報告
・南信濃芸術祭の参加打合せ
・忘年会中止の決定
・会費、経費について
新しく先生が作った作品
会員さんもちよりのお菓子類
忘年会が中止になりましたので、南信濃芸術祭の参加が今年最後の活動となってしまいました。
ふじ蔓を採って皮を剥ぎ繊維をとりだす中皮を乾燥させていたものを灰汁炊きして、ふじこきを行いました。
先ず、乾燥させていた中皮を水に浸けました。
昨年までの灰汁炊きは乾燥した中皮を炊いていましたが、今年は一晩水に浸けてから行いました。
灰汁炊きをしています。
時々、中皮の位置を変えるために太い蔓を回します。
午後、灰汁炊きが終わるとふじこきの作業に移ります。
今年は山﨑顧問お手製の専用の作業場所を作り、腰をあまり曲げなくても作業出来る様にしました。
ふじこきで不要部分を取り除いたものを干しました。
作業場所が太陽が山に隠れる前に初日のふじこきを終えて解散前に会員さんが持ち寄った美味しいもので休憩
2日目は朝からふじこきの続きを行いましたが、地区の運動の集い(コロナで運動会が中止になり代わりに行ったイベント)が行われて私はお昼の準備から参加しました。
お昼は遠山名物のジンギスで焼肉。
野菜も入れてたっぷり食べ応えがありました。
午後も引き続き作業を行ない、灰汁炊きした中皮を全てふじこきが終わり、米ぬかをといたぬるま湯でリンスして陰干ししました。
以上が今年の灰汁炊きからふじこきの作業の様子でした。
次回は糸にする工程になります。
秋晴れの良い天気のもと、今年も天竜峡マルシェのクラフト市に参加しました。
コロナ禍の中、ブースの間隔を広くとったり、参加団体を制限するなどの実行委員の方々の努力が実り、無事開催となりました。
今回出品した主な作品たちです。
天竜峡駅の横ではテント市が行われていました。
和服姿で見学されるお客様もいらっしゃいました。
このご時勢でこのようなイベントが久しく開催されていなかったこともあり、大盛況でイベントを終えることが出来ました。
ご無沙汰しております。
ブログ担当の私がサボっていたこともあり少し投稿に間隔が空いてしまい申し訳ありませんでした。m(_ _)m
8月30日(日)に年間計画の活動を行いました。
今年度の新入会会員さんにも藤糸を作る工程を知ってもらうために、藤の蔓を採ることは出来ませんでしたが、蔓から中皮(アラソ)をとり出す藤剥ぎの工程を行いました。
会員さん持ちよりの美味しいものでしばし休憩します。
織物Time!
二作目に進む会員さんは、助けあって経糸張り。
文化祭に向けて頑張りマース。
COVID-19の感染拡大を考慮して今年度のミーティングを延期していましたが、緊急事態宣言解除、県をまたぐ移動が認められ、やっとミーティングを開催できる環境が整ってきましたので、今年度最初のミーティングをおこないました。
昨年度の会計報告、今年度の予算と活動計画などが話し合いが行われました。
新商品の企画の話しもありました。
ミーティングが終わったら、毎度おなじみの会員さんが持ち寄った美味しいもので口とお腹を満たします。
そして、会長さん手作りのマスクが皆さんに配られました。
写真は私が頂いたマスクです。
新型コロナの影響で会員が集まってミーティングや作業が出来なくなってしまいました。
しかし、各自で出来ることは少しずつ行っています。
遠山郷でも藤の新芽が出て、早いところは花が咲きそうです。
蔓が水を吸収しはじめると藤刈りのシーズンインです。
山崎顧問と週末に山菜を採りに行こうか、と話していましたが霜が降りるなど寒くてお目当ての山菜があまり採れそうもないから藤蔓を採りに行きました。
南和田では白い藤の花の蕾が膨らんでそろそろ咲きそうです。
採取した藤蔓
二人だけなので、蔓を多く採取すると藤剥ぎが大変ということで、太くて長いものを数本選んで採りました。
藤剥ぎ作業をする山崎顧問
藤剥ぎを終えて縁側に吊るして乾燥させます。
午前中に藤剥ぎまで終わらせるつもりでしたが、藤刈りと藤剥ぎ共に久しぶりだったので色々と手間取ってしまいお昼までに終了せず、正午に解散して残りは家で行う宿題になりました。
今後暫くは車に藤刈りに使う道具を乗せて、良さそうな蔓があったら採取して少しずつ藤剥ぎをすることになりました。
私は宿題を終えてから1人で蔓を再度採りに行き藤剥ぎを庭で行っていましたが雷雨となり中断して明日以降に続きを行うことになりました。
藤績みの復習を行った翌週の三連休は南信濃自治振興センターでお客様を迎えて今年度の藤績み体験イベントを行いました。
初日の22日は同じ場所で別のイベントがあり、調理室での作業となりました。
隣の部屋では長野県山岳遭難防止対策協会遠山支部の救助隊隊長の山﨑さんのインタビューが始まりました。
長野県警本部より表彰される式が行われました。
救助隊隊員の私は式に出席しました。
表彰式を行っている隣で(ガラス扉の向こう側)藤績みを行っています。
乾かした繊維をコウバシでしごきます
繊維を糸の元にするためにつないでいきます
一本にした繊維に撚りをかけて糸にしていきます
体験に参加されたお客様が作られた藤糸
今回の三日間のイベントも美味しいものが色々と登場しました。
初日に会員さんが作ってきてくれた市田柿を使ったスイーツ
2日目のおやつ、お客様のお土産の一口羊羹、手作りドーナツやお漬物
3日目はお客様と近くの美味しいお蕎麦屋さんで昼食
三日間の藤績み体験イベントは無事終了することが出来ました。
新型肺炎の影響で3月のイベントが延期となり、今年度のお客様を迎えてのイベントは今回で終了となりました。
一週間後にお客様を迎えて藤績みを行うことに備えて、会のメンバーがお客様に教える事が出来る様に藤績みの復習会を開催しました。
メンバーが揃ってから今日の予定を確認しました。
藤績みの前に乾燥した繊維をしごくためにコウバシを使いますが、使う前に水で湿らせます。
今年度の藤の繊維です。手前の白い方はアルカリでの炊きを2回行ったもので、こちらを使いました。
乾燥した繊維をしごく会長さん
乾燥した繊維をしごくとこのような短い繊維が出ますので、復習会ではこれを使い練習します
集まったメンバー1人が1本の繊維をしごきました
途中、体調を崩して数日入院していた山崎顧問が元気な顔を見せに来ました。
先生に藤績みの基本手順を見せてもらいました。
4枚の写真は左上から右下(スマホの縦画面では上から下)に見ていくと手順の通りになります。
左手がスエ、右手がアタマで2本をヨル作業です。
22日、23日、24日に藤績み体験をスムーズに開催できるよう、今回の復習会の効果がでるようにしたいと思います。
前日に雪が積もり、やはり冬だなぁ~。と思った1月19日に南信濃自治振興センターで今年最初のミーティングを行いました。
昨年のふり返りと来年度(令和2年度)の役員と担当決め、直近の予定確認を行いました。
個人的には、ミーティングが始まる直前に昨年のふり返りを時系列で報告することを顧問から告げられて、慌ててこのブログを一年間見直してメモを書き出して少し焦ったミーティングでした。(笑)
今後の予定として、藤うみを2月22日23日に、3月20日に体験ツアーが行われることが確認されました。
3月の体験ツアーは全国規模の第16回全国ほんもの体験フォーラムの一つとして参加することになります。
今年最後の活動は、籠編み用の蔓の採取と籠編みです。
上の写真は今回初めて体験参加された方と会員さんの作品です。
先ずは籠編みの材料となる蔓の採取を行います。
前日に場所を決めて地元の方に蔓の採取で立ち入ることをお話ししてあります。
蔓を採取している顧問と企画運営担当者
体験参加者と会員さんが仲良く蔓を採取
採取に使った鋏と藤の根
小一時間で軽トラの荷台いっぱいの蔓が採れたので、場所を自治振興センターの駐車場に移動して籠編みを行いました。
ところが、自分の作品を編むことに集中して皆さんが編んでいる写真を撮り損ねました。申し訳ありません。m(_ _)m
溢れそうな(実際移動中に少し落ちた)ほど蔓が積まれました。
籠編みは天気が良くて暖かいから駐車場で行いました。
採取した蔓を整理しながら材料を選びました。
出来上がった作品です。
作品制作後に持ち寄ったお菓子や果物で休憩しながら来年の3月までの日程を確認して今年の活動は終了となりました。
11月21日から24日まで南信濃地域交流センターで芸術祭が開催され、作品を出品させてもらいました。
入口から見ると作品の表が見えるようにディスプレイされています。
入口に向って見ると上のような感じです。
個々の作品の写真です。
メインは裂き織りの布を作り仕立ててもらったバッグです。
後、和田小学校の児童の作品も一緒に展示しました。
拠点を遠山郷土館から準備を進めている藤つむぎに移している最中でイベントを行いました。
インフラ整備がまだ十分に出来ていない中でのイベントでお客様にはご不便をおかけしましたが、思っていたより賑やかなイベントとなりました。
蔓を使って籠を編み中に赤い紙を入れてりんごランプを作る体験を行いました。
ゆず、手作りこんにゃく、きのこ、ポポー(果物)といった農産物などが並びました。
栗おこわ、おはぎが販売されて、さらに会員さんが作った赤飯も振る舞われました。
豚汁を作った残りの野菜も格安で販売されました。
豚汁、正午に来ていただいたお客様中心に振る舞う予定でしたが1時間早く始めました。
豚汁は庭で取り分けて配布したので縁側に座っていただく方が多かったです。
そして会員の方々が何時ものように持ち寄った各種のおかずが並びました。
焼き文字体験
江戸小紋の体験、写真は型紙作成の体験。もちろん型紙を使った体験もありました。
陶器の販売
この作家さんは11/5~11/14かんてんパパで展示会行います。
江戸小紋の型紙の見本です。
とても繊細でさすがプロフェッショナルと唸ってしまう作品です。
江戸小紋の絵付けの体験中、藤の絵を布に画いています、
体験終了後の作品です。
色々なイベントが重なって地元の方が少なく、地域外から来られたお客様が多いイベントとなりました。
今回の経験を生かして来る新しい拠点の完成お披露目イベントを行いたいと思っています。
10月26日に南信濃出身で古希をむかえた方々のお祝いごとがありました。(夜は煙火があがったそうです)
当会もこのお祝いのお手伝いをさせていただきました。
ストラップを古希のお祝い用に作りました。
ズームアップ、ちょっとだけですが
68名の古希をむかえた方々に青と赤の二種類のストラップを一対にして古希の記念品として使用して頂きました。
10月27日、天龍峡マルシェが開催されました。
昨年は台風の影響で中止となって2年ぶりの開催でした。
当会を創設された方が天龍峡マルシェの実行委員ということもあり、今年も参加しました。
当日の朝は天龍川の川霧で会場となる河原付近は霧の中~♪
標高600m以上の喬木村の高台は霧の上で風越山が雲海の上に浮かんでいました。
霧が出ると日中は晴れる伊那谷なので今日は良い天気を期待出来そうです。
ブースの準備中、会員さんの作品をディスプレイしていきました
会員さん持ちよりの農産物、開始2時間かからず完売しました
さき織りした布をバッグにしてもらい、非売品として展示しました
お客様が来る前に会員さんがストラップ作りの体験を行いました
ストラップ作りの体験は会員さんがマンツーマンで教えました
くらふと市には全部で80のブースが出ました
小さい子ども達が怖がって泣いてしまった龍の舞い
隣のブース(左側)は会員さんの娘さんのリースの販売でした
予想通りに日中は陽がさして暑くなる時間帯がありました
無事に今年の天龍峡マルシェを終えることができました。
今回ブースでチラシを配布しましたが、いよいよ次の土曜日は「藤つむぎ」でのイベントです。
皆様お誘い合せの上、お越しくださいませ。
お待ちしております。
9月14日と15日にお客様を迎えて灰まぶし、灰汁炊き、ふじこき、のしいれを行いました。写真は初日の灰汁炊き最中にふじこきで使うこうばしを製作しているところです。
始まりの会で会長さんがお話ししている最中ですが、前回のイベントで採取して干していた中皮の重量を計っています。
計量した重量は2.8kgでその重量にあわせた灰をまぶします。
ドラム缶で作成した特製の釜です。灰と石灰でphは14と強アルカリの液で4時間煮ます。
灰汁炊きは約4時間かかるのでこの間に食事、翌日使うこうばし製作等を行いました。
灰汁炊きが始まって直ぐに正午になったので、お昼ご飯にしました。会員さんでもある民宿このたさんのお弁当を頂きました。
翌日に使うこうばしを製作しました。竹を切る山崎顧問。
こうばしの完成品
約4時間、灰汁炊きした中皮を取り出して川の水につけて初日の作業は終了です。翌朝まで川の流れにつけて煮た中皮を水にさらします。
4時間煮て、釜から出した中皮。
中皮を川に入れた直後は中皮に付いていた灰汁が流れて川が濁りました。
一晩水にさらした中皮、水の濁りはなくなりきれいな水が流れていました。
2日目は前日煮た中皮から灰等をこうばしで取り去り糸の基となる繊維をとり出すふじこき作業を行いました。
2日目は初日より少し上流の橋の幅が広いバイパスの橋の下の日陰で作業することにしました。
一晩水にさらした中皮。これからこうばしで糸の基となる繊維に仕上げます。
こうばしで余分なものをしごいて川の流れに流し去ります。
朝からお昼過ぎまでふじこき作業を行い、途中休憩やお昼ごはんを頂き、今回の最終工程ののし入れを行いました。
2日目のお昼ご飯も民宿このたさんのお弁当を頂きました。
休憩時間は会員さん手作りの美味しいものが振る舞われました。
こうばしを使って、前日に煮た中皮を全てふじこきして最後にぬるま湯に溶いた米ぬかでのし入れを行いました。
今回、2日間御一緒したお客様と再会を約束してお別れして今回のイベントを終了しました。次回は繊維を糸にする工程となります。
8月4日、飯田人形劇フェスタで南信濃地区の公演がかぐらの湯大広間で開催されました。
この公演が終了してから伝統文化の一つとして、そして地元の劇団「遠山☆きらり」が演じた「ふじ姫物語」とのコラボでふじ糸のストラップ作りの体験を行いました。
遠山☆きらりの公演、ふじ姫物語の一場面
まずいかなぁ~と思いつつ楽屋裏から撮らせていただきました。
公演の最中にストラップ作りの会場準備を行っていました。
先着30名様限定ということで30セットをテーブルに並べて準備完了。
わかり難いと思いますがストラップの根元につける神ふぐは一つ一つ色が異なるので好きな色を選んでもらうことにしました。
そしてこの神ふぐがつくストラップ作りは今回限りで、さらにこのストラップを500円で作ることが出来るのも今回限り。
公民館主事さんの努力で補助金が出て皆様に安く体験してもらえる様になりました。
多くの方に参加していただき、普段はあまりストラップ作りを教えることがない男性会員も教える側に回って忙しい時間が過ぎました。
出来上がったストラップも見本としておいてありました。
イベント終了後に、劇人さんたちと慰労会。
地元遠山郷の食材で飯田の街から来られた劇人さん「ましゅ&Kei」さんへおもてなし。
写真の左から二人目の座っていらっしゃる方が今回の飯田人形劇フェスタに出演する劇人さんの中の最高齢だそうです。
補足?
遠山ふじ糸伝承の会から慰労会への参加は、山﨑顧問、成澤会長(遠山☆きらりと兼任)、私(公民館文化委員兼任)の3名でした。
南信州観光公社が主催するツアーでふじ蔓を使ったかご編み体験をしていただきました。
ツアーのお客様が来られる前日にかご編みで使う乾燥した蔓を水に漬けておいて編みやすいように軟らかくします。
当日体験ツアー会場でお客様が到着する前に会員さんがかご編みの各部分に使う蔓を選び準備しました。
3人の方がかご編み体験されましたが、昨年の織り体験された方、今年6月に織り体験された方とお2人がリピーターでした。
かご編みは全員初めてなので会員さんがマンツーマンで教えながら作品を作りました。
出来上がった作品
ツアーのお客様には楽しんでいただけたようで、ツアーの案内をしていた南信州観光公社の方に来年もこのツアーを開催して欲しいと話されていました。
雨で延期されていた、ふじ糸の原材料のふじ蔓の採取とふじ蔓から利用する繊維を含む中皮をとり出す作業を7月7日に実施しました。
県外の会員さんと初めて体験されるお客様が参加され、地元の会員さんと賑やかに作業を行いました。
遠山谷の底を流れる上村川のそばでふじ蔓を採取しました。
事前にふじ蔓がある所を男性会員さんが探して、太さ、長さ、節が少ない蔓が採りやすいという場所に行きました。
おかげで、良いふじ蔓を採取することが出来ました。
(山崎顧問ご苦労様でした。)
ふじ蔓採取後に拠点の「藤つむぎ」に場所を移して少し早いお昼を食べました。
食後にふじ剥ぎを行い、午後4時頃に採取したふじ蔓の中皮をとりだすことが出来ました。
とり出した中皮は部屋干しし、9月に炊く予定です。
次回予定の詳細が決まりましたらここでお知らせします。
6月2日に、名古屋を起点とした遠山郷へのツアーが開催されました。
このツアーで機織体験をしていただきました。
今回参加されたお客さまは機織をした経験の無い方々でしたが、会のメンバーが教えながら食事時間を挟んで約2時間で1人一つの作品が出来上がりました。
作品を手に記念撮影。
ツアーに参加していただいた方々とふじ糸の会のメンバー、一緒に楽しい時間を過ごし、共有したことが皆さんの笑顔になっています。
ふじ糸が出来る工程を少し見ていただいてから織物体験をしていただきました。
本日、第11回竹宵まつりが開催された、飯田市中心市街地のりんご並木沿いにあるエコハウスでワークショップを行いました。
当初はりんごのランプと蓮の花のオブジェの2種類のワークショップでした。
会員さんがお客様に作り方を教えています。
お客様の作品
エコハウスで別のイベントをしていた方とのコラボレーション、化学反応で蔓を使った傘が出来ました。
久堅和紙を使ったら飯田下伊那の各地区の伝統を融合したものになると盛り上がりました。
りんごランプなら赤い部分が多く見えた方が良いかなと、単純に考えて私が作った作品です。
窓際に会員さんが作成した作品を並べてみました。
窓の外では竹宵まつりのイベントが始まりました。
18時に竹に点火した固形燃料が入れられましたが、まだ日没前なので、遠目にはよくわかりませんでした。
遠山桜はほぼ葉桜になり、来週末にはゴールデンウィークに突入します。
前回のブログで紹介しました新しい拠点の名称は「ふじつむぎ」と決まりました。
今後、会の活動はこの「ふじつむぎ」を中心に行うこととなります。
部屋の一部を写真でご紹介します。
織物体験をここで行って頂く予定です。
ミーティングの後、苔玉製作を行いました。
外側の苔、生けた山野草は全て遠山郷で採取したものです。
会員の方々が材料を持ち寄りました。
今回の製作に事前の予習をしてきた会長さんが会員さんに教えながら次々と作品が出来上がっていきました。
本日、これまでの活動拠点だった遠山郷土館にある資材を新しい拠点に移動しました。
お昼過ぎに遠山郷土館に集まって資材の運び出しを開始。
約一時間かけて、こんなに資材があったの!と驚きながら新しい拠点へ運びました。
概ね移動が終了して一休み。
会員の皆さんが持ち寄ったお菓子etc.で休憩。
手作りの菜っ葉の芥子マヨ和え、梅の甘煮、ジャガイモの煮物等の美味しいものを食べつつ話しが弾みちょっと長めの休憩となりました。
運び込んだ資材を何処に置くか考えながら適当な場所に収納していきました。
トップの写真は全ての作業を終えて会長から作業終了後のお話をされているところです。
拠点の名称はまだ決定していません。
現状では、次の会合を行う21日に決定する予定でいます。
住所は飯田市南信濃和田342番地にかわりました。
ふじ布の基となる藤蔓を採取するふじ刈り、蔓から中皮を剥ぐ作業を以下の日程で行う予定です。
ふじ刈り:6月15日午後
ふじ剥ぎ:6月16日午前
参加を希望される方は 080-8478-7884 までご連絡下さい。
今月末に平成が終わり来月から新しい令和の時代が始まります。
新しい時代に合わせる意図は無いのですが、今月より遠山ふじ糸伝承の会の活動の拠点を遠山郷土館から南信濃夜川瀬の古民家に移すこととなりました。
新しい拠点の正式な名称はまだ決まっていません。
正式名称が決定しましたらここでお知らせします。
活動拠点が移る事で、当会の活動が民間団体として自由度が広がって、遠山郷を訪れるお客様の機織体験等のニーズに対応しやすくなります。
先月末より拠点を移す為の引越し準備が始まりました。
本日、受け入れ側の準備を行い、明日、遠山郷土館から資材等を移す予定です。
3月16日にJRグループダイヤ改正が行われましたが、最寄り駅であるJR東海の飯田線平岡駅の時刻に変更はありません。
豊橋での新幹線の乗り換えと岡谷~茅野での中央本線の乗り換え時刻に変更がありましたので、JRグループを利用して遠山郷へお越しの際は乗り換え駅での接続にご注意下さい。
飯田駅と新宿を結ぶ高速バスは4月1日より諸般の事情から運賃値上げ、サービス内容の変更があります。
詳細は信南交通のホームページでご確認をお願いいたします。
3月10日に、春の街道縁日に参加しました。
今回は会員さんの提案で2種類のワークショップを行いました。
先ず一つ目はテープバラ
作成中!!
もう一つは蓮の花づくり
これまた作成中!!!
春の街道縁日は元々お稲荷さんの初午祭がこのままでは継続できないという状況から、遠山の和田宿をにぎやかにしようと和田の有志が始めました。
春だけでなく、街道縁日として四つ角と三つ角を核にして和田宿で行うようになりました。
当会は昨年夏からワークショップを行うなどで和田宿をにぎやかにするお手伝いをさせてもらっています。
昨年、ふじこきまで行った繊維を糸にする作業等を今月は行いました
作業前にビデオで解説付きのふじうみの見本作業を見ます。
長い繊維を扱っているビデオでしたので手だけでなく足の指を使って作業をしていました。
実際に作業する繊維は短いものなので足は使わずテーブルの上で両手のみを使っての作業でした。
先生に教えてもらいながら、こうばしで繊維をしごいてリンスで繊維に多く付いた糠を落として糸にする太さに丁度良い繊維にしていきます。
手元の参考資料を見ながら繊維を繋ぐふじうみを行っていきます。
今回で6回目の参加となる県外からの体験会員さんは御自分でふじうみして繋げた繊維を撚りかけして糸にしました。
ストラップ用に糸を作り、市役所市民課様からのご依頼のペアストラップを作成し、足らない分は各自家で作成することとなりました。
作業後、来年度の役員と大まかなスケジュール等を決めて今月の活動を終えました。
5月3日、ゴールデンウイーク特別企画として500円ミニ籠作りを行いました。長野市からの参加で、小学校3年生の可愛い男の子がとても上手に作ってくれましたので、ご紹介させて頂きます★
5月14日、籠編み体験を母の日のプレゼントにご利用頂けました☆
色々作る事が好きなお母さんへと、娘さんが企画され、電話予約を受けました。籠編み体験はリーフレット上で土曜日に設定していますが、会員さんや会場の手配が出来れば、違う日でも体験を受ける事が出来ます。
娘さんの素敵な提案に対応出来て、ふじ糸の会も幸せな気持ちを分けて頂いた感じでした。担当の地元会員と会話もはずみ交流を楽しみ、あっという間に時間がたち、素敵な籠を作られました。お母様は、なんと80代★スマホを使いこなしインスタグラムも楽しんでいるとの事★尊敬し見習いたいと、こちらが勉強になりました。出会いとは素晴らしいです。